動画の活用について Vol.3

前回は、動画の活用の踏み込んだ方法として、Google
が提唱している「HHH戦略」のうちの一つ、「Hero」
について書きましたね。

覚えてますか?

「HHH戦略」とは、「Hero」「Hub」「Help」の3
つの頭文字をとったもので、動画マーケティングを行
うえで重要な戦略でしたね。

前回お伝えした「Hero」は、まだ企業や商品のことを
知らない「潜在顧客」に認知してもらう動画です。


さて、今回は、2つ目の「H」についてお話します。


2つ目の「H」は、「Hub」です

「Hub」は、「Hero」のコンテンツで認知してきた人
や、元々、商品やサービスは聞いたことがあるけど、ど
ういったものかは全然知らない人向けのものなんです。


「Hero」で潜在顧客から、見込顧客になった人に対し
て、見込顧客から顧客に育てていく、育成のためのコン
テンツが必要になってきます。

いわゆる、見込客フォローというやつです。

実は、マーケティングを語る上で一番大事な部分が、この
見込客フォローといっても過言ではありません。


いくら「Hero」コンテンツで認知してもらい、集客につな
がったとしても、名前は知っているけど、詳しいことは全
然わからないというような状態です。

そんな状態のときに商品やサービスを「買ってください!」
といってもなかなか買ってくれません。

最近では、いろんなサービスが出てきて、CMで名前はよく
聞くけど、結局どんなサービスで自分自身(企業)にとって
どんなメリットがあるのかわからないと、スルーしてしまい
ますよね。

そこで、商品やサービスに興味を持ってもらい、商品がほし
くなるように働きかけるものがあると良いと思いませんか?

そのように働きかけてくれるコンテンツが「Hub」と呼ばれ
るものです。

連続配信してステップ的にファンになってもらうものや、
商品やサービスを細かく説明し、集客してきた見込み顧客に
十分な理解をしてもらうコンテンツなどが「Hub」コンテン
ツです。
コンテンツのストーリー性(構成力)が高く求められるので、
ある程度計画性がないと失敗してしまいます。

ある程度予算に余裕があれば、ショートの連続ドラマ風やア
ニメにして配信するとかだとファン化しやすいです。
そこまで予算がとれないということであれば、何回か前のメ
ルマガに書きました、インフォグラフィック動画が非常に有
効的だと思います。

さて今回は、「HHH戦略」の「Hub」について書きました。
いかがでしたか?
一口に動画の活用といっても奥が深いですね。
動画コンテンツで、その商品のこと全く知らなかった潜在顧
客が

<潜在顧客><見込顧客><顧客><ファン>

に変化していく様子が見られるのも面白いと思います。

次回は、最後の「H」その名も


「Help」!


について書いていきます!


また楽しみですね!


ではまた